くらしのくら

2023.4.17
#お買取り

“家族の風景”

こんにちは。
バイヤーの中島です。
今日は私が担当するお買取りのお話。

日々お買取りをしていると、お品物によっては中古市場における価値付けが難しく、厳しい査定額をお伝えすることも少なくありません。

オーナーさんの希望額ほど金額提示出来なかった時、「一生懸命集めても、この金額じゃ集めた意味ないね」といったオーナーさんからお言葉をいただくこともあります。

続けてお話をしているとその言葉の裏には、購入金額との差に驚いたのはもちろんですが、子供の成長やパートナーとの死別などで家族団欒の時間がなくなり、モノと自身だけが残されて寂しいという感覚からきていることに気付かされるんです。

数々のライフイベントをそばで見守ってきたモノですから、そのモノを眺めていれば家族の風景が思い起こされるのは当たり前なことと思います。

思い入れの詰まったモノは丁寧に次の団欒へ繋げていきたい、そう考えさせられます。

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